工場で働く労働者が派遣労働者中心になってきています。
そのため、製造系の労働者派遣会社が増えてきました。実際に派遣として働く場合には注意が必要です。
給与や時間、勤務地以外にチェックすべき点とは?
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バブル崩壊以降、日本の製造業は正社員を採用することに消極的になった。特に工場勤務については、工業機械の進化もあって、労働者に熟練を求める必要がなくなった。
結果として、かなりの大手企業の工場であっても、工場労働者の正社員の率は低く、多くが派遣社員や外国労働者というのが現実だ。
製造業はどうしても人手がいる。反面、人材育成や福利厚生の面を考えれば、多人数の正社員を抱えたくない。人材のアウトソーシングが進む背景はここにある。そんな需要に答えるのが、製造系・工場派遣系の労働者派遣業者だ。
事務系の派遣に比べれば、時給が高いのが製造系派遣の魅力だが、その反面、危険・汚い・キツイのいわゆる3Kの現場に派遣される可能性もあり、簡単にオススメとはいえない。
しかし、特に技術をもっていないが、なるべく早く働いて、ある程度の収入を確保したい場合には、選択肢のひとつにいれておくべきだろう。
製造系の派遣業務は基本的に工場勤務だ。
だから、基本的には機械の操作や出荷検品、梱包といった単純作業がメインになる。誰でも出来るが、仕事そのものは単調でつまらないかもしれない。ただし、スキルがない人でも時給ベースでかなり高い収入は得ることが出来る。
例えば、
軽部品の出荷検査・テープ貼りで月収26万円
機械のワンタッチ操作で月収25万円
ゲーム機の見た目チェックで月収18万円
ジェットエンジンの製作で月収23万円
航空機部品のコーティングで月収17万円
部品材料を作業場へ配る仕事で月収21万円
パソコン製品作りで月収18万円
日用品の梱包で月収21万円
小型部品の検査で月収17万円
製品袋入れで月収17万円
といった具合だ。
この例は、地方密着の派遣会社のものだから、首都圏であれば、もう少し高い収入が狙えるかもしれない。
製造系のアウトソーシング業界にはさまざまな問題が存在している。あなたがこうした業者に登録するならば、絶対につけておくべき知識がある。
まず、知っておくべきことは、こうした派遣業者で全国的に拡大させていく規模重視の会社が行うのは、地方の人材を、
・どこよりも安く
・どこよりも速く
現場に連れて行くことだけ、ということだ。
こうした業者は登録スタッフの教育や派遣する業務の説明は一切しない。もちろんトラブルは起こる。こうした派遣業者のコーディネーターは派遣先やスタッフからのクレームを承るのが仕事だ。だから、彼らも耐え切れずにすぐ辞めていく。が、そんなことを気にしていては、急成長は達成できない。こうした派遣業者が求めるのは『売上』であり『規模』。『信頼』ではないのだ。
もちろん、悪評は出るし、スタッフもどんどん辞めていく。これでは派遣会社としての体をなさないので、
・どこよりも大きな広告やCM
を垂れ流して、見た目の稼動人数や取引数を確保するのだ。
大きなCMや募集広告が出ていると、つい、その会社を信用してしまう。
もし、あなたにそんな傾向があるならば、登録前に十分に注意が必要だ。まずはあなたが仕事に対して何を求めているのかはっきりさせよう。そうしないと、時給や休日といったわかりやすい待遇部分に釣られて、思わぬババを引いてしまうことになる。
給与の支払いタイミングは?
なるべく長く勤めたいのか?
住んでいる地元で働きたいのか?
自宅から通うのか?住む場所は必要か?
とにかく高給を狙うのか?
働きやすさを重視するのか?
当たり前のことだが、体は一つしかない。
同時にいくつもの職場に通うことは出来ない。
ただでさえ、派遣労働者というのは弱い立場にある。だからこそ、契約前に派遣業者を見極める必要がある。
契約後に安定を手に入れるか、トラブルに見舞われるかは、あなた次第なのだ。
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日雇い派遣大手の「グッドウィル」が業務停止命令を受けたように、業務請負会社の中には規模拡大のために派遣労働者を犠牲にしているケースもよくあります。
派遣とはいえ、どうせならば安定して働きたい。それならば、派遣業者をきちんと選びましょう。
Copyright 製造系派遣業者の裏話 2008